2008年1月26日土曜日

デジタル・ワークスタイル

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かなり前に、読もうと思いAmazonで購入しようとしたのだが、その時は、「在庫切れと」なっており、中古本でも定価よりも高値でしか売られていなかった為、買うのを断念した本。
その後リアル書店で、偶然見つけ即買い!やっと読む事ができた。
(今Amazonのページを見てみると、フツーに中古品で安く売られてた)

まず、感想としては、おもしろかった!!勉強になった!
自分は正直、今のネットの様々ツールやサービスをあまり知らず、なんとなくウェブ世界の発展などは聞いたことはあっても、ネット世界の詳しい事まではよくわかってない。

もともと文系の人間なので、パソコンなどの分野自体もやや弱いところがあるので。。
ただ、仕事上無視できないということもあり、自分をとりまく環境に確実に影響しているのも事実なので、「勉強しなければ!」といった感じで、こういう類いの本は時々読むのです。

ただ、よく分かっていないながらも、この本のように分かりやすく書かれているものは、とても面白く、いつも楽しんで読んでいる。好きな分野の本なのです。

本書のなかで語られていたことで印象的だったのは、
「これからは、情報を知っていることではなく、情報の中から自分で考え意見やアイデアを発信していく能力が必要」という内容。

今はネット検索で、誰でもすぐに必要な情報を取り出せるので、知っている事自体には価値がないとのこと。

また、ウェブ上に自分のアイデアを公開する事について、アイデアを盗まれるかもしれないといった不安を感じることについては
「アイデアをもっているのに、そのことを誰にもしられないままおわることよりも、アイデアを生み出す事ができる人ということを多くの人に知ってもらえる方が良い」
といった事なども、なるほど〜と納得。

いろいろと、これから必要な考え方まで学べました。

今回の本と同じように、過去に読んだ中で分かりやすく、ためになった本






以下⇩自分のポイント

●作業時間を半減させるルール
・類似の作業はまとめて処理してしまった方が得。

●メール術
・フォルダは3つで十分「要返信」「保留」「アーカイブ」
・すぐに返事ができるメールにはその場で返事を書く

●時間管理術
・To Doリストのメモ機能を利用する。
「毎回繰り返す作業の手順をマニュアルとして書く」
「メールのフォーマットを貼付ける」
「処理する書類を添付しておく」
「利用するウェブサイトへのリンクを書く」
・自分で行う各作業(定型)の時間を知る。自分の能力を第三者の視点で知る事で、仕事に対する取り組み方が変わる。

●情報収集力
・お勧めのタグの付け方。一般的な分類基準でタグをつけるのではなく、自分の興味の軸でタグをつける。

●情報分析力
・Alexaでサイト訪問者数の推移をみる。
・google trendで検索数の推移を見て、世間の興味度を知る。
・ブログの購読者数を調べる事で、そのブログの信頼度を知る。

●情報発信力
・集めた情報をもとに、自分の考えを書き(ブログ)情報を消化する。
これからは、googleで検索すれば答えが探せる程度の事を大量に記憶してもアドバンテージにならない。これから必要なのは、大量の情報の中からトレンドを摑み取ったり、意見を出したりする能力。
・自分の考えやアイデアを発信すると盗まれる可能性もあるが、もしそうなった場合でも、自分がそういうアイデアを思いつく人だという事を知ってもらう事ができる。
アイデアをたくさん持っているが、その事を誰にも知られていない人と
アイデアを他の人に盗まれているが、その事をほかの人に知られている人のどちらが良いか。
これからは、アイデア自体でなく、アイデアを生み出す人の方に価値がある時代になる。

2008年1月25日金曜日

ディスプレイ



大阪を歩いていて、目にとまったディスプレイ。
カッコ良かったので、写真を撮りました。
御堂筋にあるビルのウィンドウ(何のビルだったか詳しいところまで覚えてきませんでしたが)、「BRIDGESTONE」の展示のようです。(ウィンドウの上部にロゴが)

展示内容は詳しくは見ませんでしたが(しっかり見ろよ!)
「エコ」をテーマにした展示。青々とした森林の写真の壁をバックに、鮮やかな緑のメッセージボードがインパクトになっていました。

横幅がかなりあったので、まずそのスペースの大きさに、目がひかれました。
背景色の黒や深い緑など、シックな色合いが自分好み。
また、ガラス窓を挟む壁がマットブラックなのも渋さがあってカッコ良い!

周囲の渋い色合いの中で、鮮やかな緑は美しく見えます。
白いパネルも落ち着いた明るさが絶妙で清潔感があります。
おそらく中に電気が入っていると思うのですが、光を通した色はキレイですね。

全体的な色使いや、デザインが自分好みでありました。








2008年1月19日土曜日

「1日30分」を続けなさい!


先日、雑誌「GQ」で紹介されていたのを目にし、早速読んでみました。

勉強本を読むとやる気がわくので、モチベーションを上げたいときなどに読みます。
ですが、学んだ内容を実践にいかさなければ、結局意味が無いわけなので、実践してかなければいけません。まずは、自分なりの重要ポイントをまとめてみたいと思います。

・勉強を続けるのには動機付けが必要。
「わたしはこのままで自分にプライドが持てるのか?」という問いかけを自分にする。
このままなにもせずに10年が過ぎた将来の姿を想像する。
動機付けのこつは将来なりたい自分をイメージし、そのイメージに近づく為に今すべき事を考える。

・効率の良い学習方法
勉強する→一週間後に復習→最初の復習から2週間後に2回目の復習→2回目の復習後1ヶ月以内に3回目の復習

・効果的な休憩方法
集中力の高いときに一気に勉強し嫌気がさしかけたらスパッと中断。嫌気がさしてからやめるのではなく、その前に休む。「勉強=苦」とならない為に定期的に休憩するのが重要。
気分がのらない時期が来たら、おもいきって2、3日完全に休む。

・英語勉強法
ネイティブが多用するフレーズを丸暗記する。
1年〜3年という比較的短い期間で英語の成果を出すには、年間1000時間、最低750時間は勉強が必要。何においても1000時間は練習を積まないとモノにならない。

・自分が怠け者にならないような仕組みを作る事が重要(紙に書き出す)

・多くの人が目標を達成できないのは、決断しない事が最大の原因
中途半端で決断しなければ、欲しいモノは手に入らない。

・目標を紙に書き出し、視覚的にチェックする。
目標を読み返せば無意識が変わる→無意識が変われば行動が変わる→行動が変われば結果が変わる

本書では、具体的な方法などが紹介されていたので、実践していこうと思います。
短時間の勉強と休憩を繰り返す、という勉強方法は今まできいたことがなく、自分にとっては新しい発見でした。勉強が細切れになってはいけないのではないかというイメージをなんとなく持っていたので、この勉強法ならあまり力まずに手軽に始められそうな気がしています。

とにかく勉強を継続する事が大事だということです。一度に多くの時間勉強し、その後何日も休むよりも、短い時間でも毎日続けていく方が、結果として勉強時間を多く持つ事になるということ。”継続は力なり”です。

ただ一方で、比較的短期間で結果を出したい場合は、年間1000時間、短くても750時間必要ということで、何かをモノにすることは、やはりそうあまいものではありません。
私はとりあえず、短時間を毎日つみかさねていく方法で、勉強を継続させていきたいと思います。


2008年1月14日月曜日

世界一やさしい問題解決の授業



自分を悩ませる問題があるのに、それを解決する為の行動はなかなか起こせない。
目標は掲げるが、なかなか実行に移さない。
こんな自分の実行力のなさをなんとかしたいと考えている。

そんな中でよんだこの本は、目標達成や問題解決までのプロセスを分かりやすく説明してくれています。
まず、問題が起きた事を悩むのではなく、前向きに「どうすればよいか」を考えて行動する、
という姿勢が大切。
自分で考え行動してく、ときに方向修正してきながらゴールに到達する。

『問題解決』のながれ
①現状を正確に把握する→②問題の原因を見極める→③効果的な打ち手を考える→④実行する

②原因を見極める
・原因としてあり得るものを洗い出す
・原因の仮説をたてる
・どんな分析をするか考え、情報を集める
・分析する

③打ち手を考える
・打ち手のアイデアを幅広く洗い出す
・最適な打ち手を選択する
・実行プランを作成する

②問題の原因を見極めるには、「なぜ?」という問いかけをしてく事で、考えうる原因を幅広く洗い出してくことが重要。『分解の木』

問題の原因を細分化してく事で、解決すべき特定の原因を見つけ、そのポイントを優先的に対応してくことが大切。

③効果的な打ち手を考える為には、縦軸横軸を使用したマトリックスを作り、図に表すことが効果的。

『目標達成』のながれ
①目標を設定する→②目標と現状のギャップを明確にする→③仮説を立てる(A.選択肢を幅広く洗い出す B.選択肢を絞り込んで仮説を立てる)→④仮説が正しいかどうかチェックする(A.仮説に沿って情報を集める B.データを分析しチェックする)

大事な判断をするときは、一歩踏み込んで考えたり、調べたりすることが、遠回りに見えても、結局は目標を達成する早道になることが多い。とのこと。
行動を起こす前に自分で考える、効果的な行動をする事が大切ということかと。

何かを決めるときに役立つツールとして、
①「良い点、悪い点」リスト
②「評価軸×評価」リスト
が上げられています。

①良い点、悪い点リストとは、考えられる候補の良い点と悪い点をすべて洗い出し、それぞれについて評価をつけ、それをもとに自分にとって良い選択肢を選ぶというもの。

②評価軸×評価リストとは、選択肢を洗い出した後に、自分にとって重要な決定要素を書き出し、要素それぞれの重要度を決める。それを評価軸にして、各選択肢を評価し、自分に良い選択肢を選ぶというもの。

本の中で紹介されている、ツールや考え方は、すべて分かりやすくまとめられていて、自分にもすぐに試せそうな気がしました。
さっそく今年の目標について、今回学んだプロセスで取り組んできたいと思います。
今年の年末に、達成できたか振り返ってみたいと思います。

2008年1月13日日曜日

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する




主に島田紳介さんがこれまでやってきたビジネスについての話が書かれていいますが、その中で、成功する為に必要な考えや、心構えなどが語られており、ビジネスに限らず、様々な分野で必要な考え方を学ぶ事ができました。

・働く側が楽しく幸せでなければ意味がないし、成功もできない

普通は、やはりお客様の満足を第一に考えるのですが、そういったことは他のどの店も考えている事で、大きな差別化はできないという事です。
もちろん、顧客満足を一番に考えているのですが、その結果につなげる為にも働いている側が満足できる事が大切であるということ。楽しく働く事で自然と笑顔でお客さんと接する事ができる。それがお客さんにとって満足のいくサービスとなるという事です。

・同地区に同業者が増えれば客も増える

これは、店に限らず自分のまわりにも当てはまることであり、結局、ライバルの存在が自分を高めてくれ、互いが競ってより良くなっていく事で、結果として互いの利益になるという事は、人と人の間でも成立する関係だと思います。

・どうすれば成功するか自分の頭で考える

業界の常識というのはあるが、それが本当に正しいのかを考えずにただ従っているだけでは、そこから新しいものは生まれない。また制約となるようなものにとらわれていてもいいアイデアは生まれない。最初から可能な事ばかりを達成していってもどこにでもあるようなものにしかならない。不可能を可能にしてくことこそ本当の成功になる。

・人は一人で生きているわけではない。他人のためにすることは自分の為になり、自分のために頑張る事は他人のためになる

他にも多くの事を学ばせて頂きました。
何よりもまず、成功する為には、自分で考える習慣、そして仮説をたてる。さらに緻密な計算など、しっかりとした準備をした上での行動が大切だということです。