2009年4月20日月曜日

ポスター WOODSTOCK



デザインがカッコイイ

写真と「WOODSTOCK」の文字が大きくレイアウトされていてインパクトがある。
間隔を空けて配置されたテキストともサイズのバランスがとれている。
「Where It All Began」の位置や、他のテキスト間隔も疎密の関係があり、緊張感のあるレイアウトになっている。

大胆な構成のレイアウトとゴシック系のフォントの相性が良く、さらには白黒であることで、文字の形の強さがさらに印象的に際立っているように感じる。





2009年4月9日木曜日

CUP NOODLE  FREEDOM



大きくレイアウトされた「CUP NOODLE」の文字と、
小さな文字テキストとのバランスが良い。

前面には大友克洋のイラスト。
イラストの繊細なラインが、直線的なフォントとの
対比で引き立つ。

イメージカラーの赤で統一されたグラフィック。
キャラクターが主張するのでなく、イラストと英文字が組み合わさった
一つのビジュアルとして見える。英文字との構成がPOPなポスターだ。

解きほぐすとき ポスター



今まで見たことがない表現。

文字のパーツしか見えないが、読む事ができるのがすごい。

ネガとポジが両方文字として見える構成が面白い。

マジックインキ 新聞広告







エコに配慮した製品であることを紹介する内容。

パッと見のインパクトは弱いが、
じっくり見ると、読み解く面白さがある。

各パーツの環境に配慮した取り組みを知り、目に見えない企業の取り組みが分かる。
これまで知らなかった情報であるから、見た人は関心し、より愛着をもってくれるのではないか。

人々に馴染みのある商品だから、より効果が発揮出来ると思う。

美しい絵



「UROBOROS」 大庭大介

思わず目を引かれた。

林の中で、木々の間から光が見えているようなシーン。

木を描くのでなく、光を描く。
物体でなく余白、ポジでなくネガに焦点があてられている発想が面白いと感じた。
また、淡い色合いの色彩も美しい。

絵として美しいから、発想の面白さもより引き立つ。

PSP tennis game






ニューヨークADC賞広告部門金賞を受賞した広告。

一目で分かる。
写真のインパクト強い。
発送が面白い。

一見、普通の競技場に見えるが、よく見てみると...
という仕掛け的なおもしろさもある。

1.まず目にとまる
2.じっくり見る
3.発見がある

広告はまず1が大切だと思うが、
次に2になったとき→3があるかどうかで、
その広告の面白さが変わると思う。

見る側として、腑に落ちるというか、
「あ〜、なるほど」と思えると、正解が分かったようで気持ちがいい。
この広告は「解」の部分がユニークであり分かりやすいので、素晴らしい。

Helvetica展



ヘルベチカ展のポスターがカッコイイ。
文字を重ねる大胆な構成と、ヘルベチカ書体のラインの力強さが
マッチしたインパクトのあるグラフィック。

重なりを表現も、色が濁った印象にならず、透明感がある。
赤の鮮やかさが際立つ構成になっている。

グラフィック的に大胆に扱われている文字と対象的に、
情報を伝えるテキストの抑えたレイアウトの対比が
スッキリしていてまとまりが良い。

六角ホルモン




先日友人とホルモンの店に行った。
その店のDMがかわいかったので
思わず持って帰ってきてしまった。

花札のデザイン。名刺サイズになっている。
カードの厚みや手触りは本物と同じように作られている。

日本的で伝統のあるデザインだがポップさもある。
京都の店という土地柄とも合っていて、花札を利用したのは上手い。

若者や女性に好まれそうだ。


indiana jones




indiana jones

「インディ・ジョーンズ」子供の頃に何度もみた映画。
その映画の続編が昨年公開された。

久しぶりに映画館に足を運び友人と共に鑑賞。

感想は、アメリカ映画王道のエンターテイメントが味わえる内容だった。
楽しめる映画である。お馴染みのあのテーマソングなどが流れる辺りは、やはり興奮してしまう。ただ一点、時代設定は「?」という部分があったが。

その映画のポスターを見つけたのだが、これがカッコイイと思った。

これまでのシリーズ同様、絵画的表現を踏襲、過去作を思いだす懐かしさがある。シリーズファンはひきつけられるのではないだろうか。

光が印象的に表現されたイメージ的な絵で、想像を掻き立てられる。

よく映画のポスターなどで、登場人物の顔が並ぶものがあるが、そういうものはあまり好きではない。具体的で分かりやすいが、そこから想像が働かないからだ。

具体的な表現よりも抽象的な表現で空気感を感じさせるものの方が背景のストーリーなどイメージが広がるし、表現としても品があると思う。