2008年6月2日月曜日

自分の小さな「箱」から脱出する方法



時に、あらゆる事(特に人間関係などで)上手くいかないと感じる事がある。
その時は自覚が無いが、時間を経て改めて考えてみると、自分の事ばかり考えていたことが原因だったのではないかと思う。

自己中心的なものの考え方は、他人を自分より価値が低いものとして見ていることであり、それは結局のところ相手に伝わってしまうものなのだ。

自分の思い通りに事が進まず、結果的に他人と対立するようになった場合。頑固になって必死に自己正当化をしても、自己正当化=相手を責めるということに繋がり、事態改善にはならない。

自分がどう見られるかや、自分がどういう立場にいたいかなどをばっかり考えていると、それは結局自分の事しか考えていないこととなり、周りとの関係を思いとは反対の方向を押しやる結果となってしまう。

自分は、自己鍛錬が出来てないので、油断をすると直ぐに自己中心的な思考に入ってしまう。
そのような考えにならない為にはどうすればいいのかと考えた結果、「夢や目標を持つ事」という結論に辿り着く。なぜなら、夢や目標の事を常に意識することで、思考の中心が自分ではなくなると考えるためである。

日々目標達成の事を考えていれば、自分がどのように見られたいかや、自分がどういう立場に立っていたいかなどは、重要度的に低いものになるのではないか。

結局、自己中心的なものの考え方は、その場その場での快を求めるようなものであり。大きな目標がなく、目指すべき事がないから、そうやってその時々の快ばかりを求める事になるのではないか。目標や夢に常に焦点を当てる事で、他の人間関係などを必要以上に意識することも無くなるのではないだろうか思われる。

ただ、目標に近づいていくというのは、実際の日々の中では、平凡な事の積み重ねであるから、速攻性のある快ではない。気を緩めてしまうと、すぐに快を求める行動(=自己中心的な行動)をしてしまうから危険だ。

そういう事がないよう、常に自分を戒め、目標を見据えて生きていく事で、よい生活が送れ、より良い人生を生きることができるのではないかと思う。