2009年7月26日日曜日

海のYeah!!



サザンオールスターズのCDジャケット

ユニークなイラストが目を引く。

太く力強いタイトル文字がインパクトがある。
サザンオールスターズのパワーが感じられるようだ。

全体的に深い青のイメージで、グラデーションで光を感じさせる色使いが美しい。
そして、そこに白抜きで入ったタイトル文字が、スッキリと見えて立っている。
タイトル下の文字との大小関係も明確でメリハリがある

ビジュアルインパクトがあり、構成も美しいジャケットデザイン。

2009年7月22日水曜日

アヴァロン 灰色の貴婦人




全体がセピア調で歴史ある古い書物のようである。

文字に金色が使用されていることで格調高く重厚な印象がある。

縦に文字が入っている背表紙のデザインも、表紙側ののアクセントととして効いてる。

高級感のある装丁だ。

和紙造形







作家、堀木エリ子さんの作品。

心斎橋そごうで和紙の造形を見て、強く印象に残っていた。

作品のサイズが大きく、インパクトがあり圧倒された。

和紙を通した柔らかな光。

造形細部の繊細さ。

「大きい、光、繊細」自分が好きな要素を兼ね備えている作品。

ナロンエースR




これまでのシリーズラインナップとは違うデザインで目を引く。

薬の箱によくある、図形のようなイラストやグラデーションの色表現を排除し、
文字だけですっきりとシンプルとみせている。
太いラインの枠囲みを使ったデザインが、図形的でインパクトがある。
白黒のカラーと太いサンセリフ書体が強く男性的な印象が強い。
枠のデザインだけだと一見薬とは分からなさそうなぐらいである。

その中で、大正製薬のマークは薬という事を伝える重要な部分であり、信頼性が感じられる。
デザイン的にもこ変わらないマークがある事で、商品を認識してもらえるし、
今までとの違いがより鮮明にもなる。

薬の箱で同じようにシンプルなデザインといえばバファリンが思い浮かぶ。
このパッケージはバファリンよりもさらにシンプルになっている。
英語表記が用いられ、より現代的に感じる。

2009年7月21日火曜日

超撥水皿



超撥水皿の文字、水滴の表現が面白い。

文字のアクセントになっており、商品の特性も表現している。
このような2重に意味を含んだデザインは説得力があって強い。
視覚的にも面白いので目を引く。

良い表現。

2009年7月14日火曜日

装丁 千の風になって



ただの余白ではなく、そこに意味があることで画面の見え方が変わる。

余白を雪の表現と重ね合わせ、間を効果的に見せた構成が良い。

ブルーと白2色のデザインもシンプルにまとまっていて気持ちがよい。

2009年7月13日月曜日

100% ChocolateCafe


groovisionsのデザイン

店全体のブランドデザインもすばらしいが、特に好きなのは
チョコレートの包紙。

パステルカラーのカラーバリエーションが爽やかで
女性に好まれそうだ。

そして、大きく入った文字がキャッチーでインパクトがある。
大きな数字とブランド名などその他文字にメリハリがあって構成のバランスが良い。
文字が小さくローマン体などであれば、他のチョコレートとはそにれほど変わらないかもしれない。サンセリフ体の力強い線で書かれた文字が、現代的で若さを感じさせ、ポップなイメージがある。

女性だけでなく、男性にも手に取りやすいパッケージだと思う。

大人たばこ養成講座



寄藤文平さんのイラストが素敵な広告。

落書きっぽいラフさがあって、肩肘張るらず、気軽な気持ちで見れる。
見れるというよりかは見たくなる絵だ。
絵の中にも面白い表現があるからじっくり見ていて楽しい。
シンプルなラインのイラストは、ピクトグラムのようでかわいい。

タバコというと、大人の男性=おじさんというイメージが強いと思われる。
広告も大人向けのハードなものが多いが、この広告はそ正反対にやさしい雰囲気で、
女性も子供も好感を持てるようなビジュアルだ。

これまでのタバコのイメージを変え、良い印象を与えるビジュアル。
イラストの力は凄いと感じる。

2009年7月10日金曜日

KIKE ad





水を使った透明感のある爽やかなグラフィックが気持ち良い。

水の青い色など鮮やかな色合いが、スポーツの爽快な印象とあっている。

そして、水中を見る視覚的な変化を使って体(ウェア)をインパクトを持ってみせているところが面白い。

見た目に面白く、美しさも兼ね備えているグラフィック。

少年マガジン 新聞広告



色々な種類の絵を一つのビジュアルにまとめるのは難しい。

しかし、この広告はその点が上手く出来ていると思う。

主役はあくまでコピーと「マガジン」のロゴ、
イラストはあくまで背景として扱っているからだと思う。

それぞれ、個性のある絵なので、全部が目立つと
ビジュアルとしての統一性を取る事が難しい。

全てのトーンを揃えて、集合体としてみせていることで
ビジュアルのまとまりがでている。

2009年7月7日火曜日

十二支



世界地図構成して十二支を作った作品。

アイデアが面白く、絵の完成度が高い。
限られたパーツで色々な形を作ろうとすると、
それぞれに統一性を持たせる事が難しいように感じるが、
全ての絵のトーンを揃えて作れているところが凄い。

一見すると分からないかもしれないが、
地図が素材になっていると分かると、
「なるほど!」という解を得た感覚があって面白い。

見た後に、さらなる発見があるものは引き込む力が強い。
しかも世界地図となると日本人に限らず世界の人に通じるので、
国を問わずだれがみても楽しめるものであるところも素晴らしいと感じる。

篤姫





NHK大河ドラマ「篤姫」ポスター

写真が渋い。
落ち着いたトーンで深みがあり、高級感や重厚感を感じる。

彩度が低く昔の写真のように見えて、
歴史的な重みを感じさせる。

古いトーンの写真のようでありながらも、
色の深みがあり、ディテールもはっきりしているので。
ものの質感を感じ取れるようで存在感がある。

格調高い空気感のあるビジュアル。

2009年7月6日月曜日

Build Poster



英国のデザイン事務所Buildがデザインしたポスター

様々なもののシルエットが並ぶグラフィック的な面白さがあるが、
特に印象的なのは、白抜き文字が美しく見える点。

太いラインをもつサンセリフ体は現代的でインパクトがある。
下段のテキストの小さい文字と対比もあって、バランスが良い。

落ち着いた色のトーンの色の中で、白が立っている。
シックで上品な雰囲気のあるデザイン。

Genius Party









ビビットでインパクトのあるカラーに目を引かれる。

「Genius Paerty」の文字が大きくレイアウトされており、
力強い書体がビジュアルのキーになっている。
その他文字は集約してスッキリと構成されており、
イラストをメインとする形でバランス良くまとまっている。

ポップカルチャーの現代性、若さや勢いを感じる
グラフィックである。

2009年7月5日日曜日

SONY 有機EL 広告






sonyの有機ELテレビの広告

商品の特徴である薄いパネルを表現する広告。

商品の全貌が分かるまでは、プレゼントのような期待を煽る見せ方、
そして全貌が分かる時は、テープで隠していたことが、
商品の最大の特徴をアピールする事につながっている。

広告のグラフィックに商品コンセプトの意図があり、
2重の意味を含むところに、強さを感じる。

2009年7月3日金曜日

リボンシトロン



「リボンシトロン」という炭酸飲料の広告。

一見炭酸飲料の泡のように見えるが、実はたくさんのグラスを上から見た絵になっているというもの。
パッと見たときの印象がさわやかで目を引くものであり、
よく見ると、全てがグラスという事が理解できる。
画面端に映る商品に気づいた時に理解ができ、
分かった時の面白さがある

視覚的な表現と、商品内容があった広告で、
アイデアが面白い。

ただ見た目が良いというだけでなく、そこに意図があると、
強いものになる。



2009年7月1日水曜日

Green Pin





「GreenPin」 という葉の形をしたプッシュピンがかわいい。

デザインしたのは韓国人のデザイナーだ。

ほんのちょっとした事だけど、それでけで思わず目をとめてしまう。
アイデアというは、既ににあるものの組み合わせだというが、
これはまさにそうだと思う。
プッシュピンというものに双葉の形がマッチしている。
組み合わせのアイデアが面白い。